インドネシア・バリ島の教育事情

先日インドネシアのバリ島から農業研修生として来日5年の女性とお友達になりました。

彼女はバリ島で塾を経営していますが、彼女が日本に来ている間はご主人が代わりにやっているそうです。

バリ島は貧しい子供たちがたくさんいて、満足に勉強ができる環境ではないそうです。

小学6年生でも字が書けない生徒もたくさんいるそうです。

ですので、彼女は格安の料金で塾を開くことを決めたそうです。

そして、幼稚園はまだあるが、保育園は数が少なく、小さい時から文字を教えたいので、将来の夢は保育園から作りたい!と言っていました。

 

さて、バリ島といえば、私たちは観光で行くので、きっときれいな青い空と海だけを想像しますよね。

観光業が一番儲かるそうですが、字が読めない人たちはそういった職に就くことも難しいですね。

ですから、貧しい家庭の子どもたちはずっと貧しいまま・・・。

 

だから日本などに出稼ぎに来る人も多いのでしょうね。

でも、この研修生制度はひどいですね。

彼女は朝8時~夜10時まで働くそうです。(遅い時は明け方3時まで。)

休みは日曜日だけ。

家賃は4万円のアパートに3人で暮らしています。ですが、雇い主から1人4万円の家賃を給料からひかれるそうです。

???計12万円??おかしいですよね。

 

この研修制度・・・どうなのでしょうか?

こういった話を今週はレッスンの初めにしたいと思います。

子どもたちがどんなことを感じ、言葉にするのか楽しみです。

 

来月か再来月、彼女の貴重な日曜日に時間をいただいて、教室の生徒たちと会わせて、交流をしてもらおうと思っています。