小学生に品詞を教えるのはなぜ?

塾講師として15年。教室を開いて10年が経ちました。

楽しく学ぶことをモットーに教えてきました。

卒業生たちは全員、中高校生になったときに、英語は好きな科目・得意な科目になりました。

しかし、取りこぼした内容があるのでは?と思い続けていました。

そんな中でずっと友人講師たちから聞いていた「がめ研」という勉強会に参加することを決意しました。

すると、品詞をしっかりと小学生のうちから教えるというのです!

ただ単に「覚えなさ~い」と言って教えるのではなく、本当に楽しく自然に子どもたちが覚えていく方法で教えるのです!

 

なぜ品詞を教えるか?

それは「ことばの力」がないと英語もほかの言語もしっかり身につかないから・・・。

もちろん日本語はみんな一応ペラペラです。

ですから最初に導入のゲームをやるときに、小学4年生が「え?全然余裕だし!だって日本語ぺらぺらだもん!」と言いました。

しかし、実際にやってみると「やばい!ことばの力がないかも・・・」と言い出しました。

それはそうです、だって高々10年しか生きていないのですからね。

でも、そうやって「自分で気づく」ということがとても大切。

 

教室では「ことばの力」~「品詞」までをしっかり小学生のうちに入れる指導を急遽導入しました。

すると、今までは結構サラ~っと済ませていた勉強も、なんとなく子どもたちの意識が変わってきたように思います。

また「品詞なんて、難しい~!いやだ~!」って言うかな?と心配していましたが、「おもしろ~い」という言葉が出ました!品詞を教えるのは難しすぎて早すぎるかな?と勝手に思い込んでいた私は、ちょっと反省しました。

 

そして、「気づくレッスン」により時間をかけることにしました。

ただ単に答えを教えることは私にとっては楽です。でも、それでは子どもたちの考える力が身につきません。

同じミスも何回も繰り返してしまいます。

「自分で気づくこと」で、考える力が育ちます。

今までももちろん「気づくレッスン」を意識してきましたが、今まで以上に時間を取り、待つレッスンをするようにしています。

 

 

品詞は高校生になると急に出てきますよね。

その時にあたふたすることのないように、今のうちから自然に品詞を意識して自由に英文を作っていけるようにしていきます。

 

最後に・・・

母語が大切!

これをお伝えしておきます。

コロナ禍でオンラインセミナーがたくさんあり、家で受けられるチャンスをフルに生かして、たくさんの素晴らしい先生方の勉強会に参加しています。そこで、皆さんが口をそろえておっしゃるのが、この言葉です。

 

母語ができなければ、他の言語もできない!

 

本当にそうです。

 

見学・体験もお待ちしています。

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